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「自分の小さな「箱」から脱出する方法」(アービンジャー・インスティテュート) 読書メモ・レビュー



自分の小さな「箱」から脱出する方法 (アービンジャー・インスティチュート/金森重樹)

★★★★

[レビュー・考察]
・世の中のほぼ全ての人間関係の問題は、複雑なように思えて、実は根は単純。一つの問題をクリアするだけで、解決する。そう思わせてくれる。
・ケーススタディを通じて、ポイントが一つ一つ説明されている。そのため、自分の過去の行いを振り返り、反省しながら、読ませてくれる。
・ただ、この本を読むだけで、人間関係がすぐに良くなる、というほど安易なものではない。正しい思考を維持する努力は必要。
・簡単に言えば、「自己正当化のために歪んだ見方をして、他人を責めないこと」、「他人を、機能や物ではなく、感情のある人間として見て、配慮すること」。これを心掛けること。

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[読書メモ・備忘録]

・人間は、相手が自分をどう思っているか、感じることができる。
・「箱の外にいる」=他人と自分を、あるがままの人間として見ている。
・「箱の中にいる」=他人を歪んだ目で見ている。物として見ている。(自己欺瞞)
・正しい行動をとれば良い、というものではない。

・箱の中に入る過程:
1)自分が他人のためにすべきと感じたことに背く(自分への裏切り)。
2)周りを、「自分への裏切り」を正当化する視点で見る。
3)現実を見る目が歪められる。
4)つまり、自分の感情に背いたことで、箱に入る。
5)それを自分の性格として持ち歩いてしまう。
6)自分が箱の中に入ると、相手を責めることになる。それで、相手も箱に入れてしまう。
7)互いのことを責め、互いに自己を正当化する。
(自己正当化し、相手に非があると考えるようになると、相手はその感情を察知し、人間関係が崩れる。)

・箱の中にいるとき、しても無駄なこと:
1)相手を変えようとすること。(相手を責めている)
2)相手と全力で張り合うこと。(防御的になる)
3)その状況から離れること。(箱はついてきてしまう)
4)コミュニケーションを取ろうとすること。(相手を責めるだけ)
5)新しいテクニックを使おうとすること。(人間関係にテクニックは効かない)
6)自分の行動を変えようとすること。(行動だけ変えても無駄)

箱の中から外に出るには・・・、自分の中の「嘘」に気付くこと、相手を「物」ではなく「尊重すべき一人の人間」として扱うこと、相手に逆らうのをやめてみること

・箱の中にいると、業績向上に集中できなくなる。長い間箱の外に留まれるような職場環境が、業績向上につながる。
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[ 2012/03/04 01:42 ] [読書] 自己啓発 | TB (0) | Comment (0)

「これからの「正義」の話をしよう」(M.サンデル) 読書メモ・レビュー


これからの「正義」の話をしよう ― いまを生き延びるための哲学 (マイケル・サンデル)

★★★★

[考察]
・哲学は、単なる屁理屈ではなく、現実社会に応用できるということを分かりやすく示している。
・自分の行動指針や、世の中のあり方などについて、「何が正しいか」を考える上で、今後、今までと少し違う思考回路で、より深く考えられるようになった気がする。
・ビジネスにも当てはまる面がある。企業での人事などの制度設計、契約や交渉などの進め方等に応用できそう。(取引先・顧客の権利の尊重、自社の利益の最大化、企業の社会的責任(CSR)のバランスなど。)
・興味深いのは、実力、才能、努力(する能力)さえも「運」による側面が強いのだから、成功者は利益を還元すべきという考え方。社会全体でもそうだが、企業内でも当てはまるだろう(報酬が多い者ほど、報酬以上の仕事をしろ、ということ)。
・著者は、自身でも認めるコミュニタリアンであり、著書の後半では、その主張が強く出てくる。しかし、その根拠の説明にはあまり納得できない。個人的には、リバタリアニズムを支持したい。コミュニティへとの関わり方自体も「個人の自由」ではないかと思うのだが…。
NHK『ハーバード白熱教室』で知られる、ハーバード大学の人気講義の書籍化。
※ 原書: "Justice: What's the Right Thing to Do?" (Michael Sandel)

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■ 読書メモ(備忘録・要旨):

1章: 正しいことをする

・被災地での便乗値上げは悪か?正常な市場でなく買い手に自由が無いことを考慮すべき。一方、増産を促すインセンティブになるため、値上げは認められるという考え方もある。
・正義の論点は、幸福、自由、美徳。

・米国金融危機での金融機関救済への批判は、強欲への報酬ではなく、失敗への報酬(納税者の負担)が許せないから。一方、経営者には制御不能だったとの見方もある。ただ、それなら、好景気時の業績も、彼らの実力ではなく経済状況の
おかげということになるため、報酬が多すぎという話になるが…。

・道徳的な難問への考察、現実的な状況と原則との乖離による混乱の分析などが、哲学への衝動となる。考察は、社会全体で取り組むべき。

2章: 最大幸福原理―功利主義

・功利主義=効用(幸福-不幸)の総和の最大化。
・相反するのは、個人の人権尊重。
・また、幸福の度合いは、共通の価値基準で計測可能なのか?(チェコのたばこ増税の話:喫煙者が多い方が早死にする人が多いため医療費負担が節約できてた。)
・功利主義は、命の値段の話になる。(例:フォードのガソリンタンク事件では、命は20万ドルのコストとされた。道路の制限速度を10マイル引き上げると、事故死者数が増えて、通勤時間短縮による便益がある。この場合、命の価値は154万ドル。)

・一方、自由・個人の権利の尊重は、短期的には、功利主義に反するかもしれないが、長期的には、多方面への影響を考慮すれば、効用の最大化につながるとの見方もある。

・質の高い快楽と質の低い快楽の区別。両方を経験した人が、どちらが価値が高いか判断できる。一方、質の低い快楽を望んでしまう傾向もある…。

3章: リバタリアニズム(自由至上主義)

・最少国家:パターナリズムの拒否(自傷的行為を行うものの保護の法律に反対)、道徳的法律の拒否(美徳の奨励に反対)、所得・富の再配分の拒否。
・参考文献:ハイエク「自由の条件」、フリードマン「資本主義と自由」

・自由の前提として、初期財産の公正、移転の公正があるべき。所得再配分の強制は、労働の成果・時間を奪うことに等しい。つまり自分自身を自分が所有している状態が奪われる。

・マイケル・ジョーダンへの高額課税への正当性について: ジョーダンは運が良いからその分課税すべきという考えには正当性があるかも。
・自己所有権の問題。自分は自分の物か。人身・臓器売買、幇助殺人は、正当化されるのか(自分の命を捨てるのも自分の権利と言えるのか)。

4章: 雇われ助っ人 ― 市場と倫理

・市場の利点:自由の尊重、幸福の促進。
・市場の限界:自由とは限らない、腐敗・倫理の問題が生じることがある。

・米国の南北戦争の徴兵制で、身代わりの募集が認められた(市場で身代わり兵を調達)。問題視されたが、通常の志願兵(国民が雇う身代わり兵)と本質的な違いはない。

・徴兵制、身代わり可の徴兵制、志願兵制の中では、功利主義・自由主義の双方の観点から、志願兵制が優れていると考えられる。(反論:他の選択肢がなく志願兵になる場合もある。実際、米国の兵は低所得層がほとんど。また、兵役は市民の義務・責任との見方もある。商品化してはならない。陪審員と同じ。)

・市場の論理で、外国人兵士を認めるか(フランスでは導入済み)。また、米国では、民間企業(ブラックウォーター社)に兵力を外注している。結局、民主主義社会での、市民の義務とは何か、という問題になる。

・代理出産は、リバタリアンと功利主義の観点からは、支持される。しかし反論として、瑕疵ある同意(代理出産する母が十分な情報を与えられていないなど)、赤ん坊・出産行為は売買の対象とすべきではないという議論がある。また、卵子の提供者と子宮の提供者が別に形態も出てきたため、状況が変わりつつある。インド西部のアナンドは、商業的な代理出産の集積地になりつつある。

5章: 重要なのは動機 ― イマヌエル・カント

・カント:「道徳形而上学原論」で、人格の尊重、人権を論じた。
・功利主義、美徳を認めず、「自由」を尊重したが、より厳格で崇高な自由に限られる。快楽・欲望に従う自由は、本当の自由ではない。

・カントの自律・自由は、目的を選択すること。
・「そうすることが正しいから」という、「義務の動機」が、道徳的価値を持つ。自律=自らに課した法則に従って行動する。その法則は「理性」に基づく。

・理性が意志を規定する方法:
仮言命法(条件付き・理性を道具にする)、
定言命法(無条件・理性と一致)。→ 定言命法の形態: 不変的法則(万人に当てはめても矛盾が生じない原則のみに従うこと)、人間性・人格を究極目的として扱うこと。

・自分を規定する観点:
感性界(物理学、生物学等の自然法則に基づく)、英知界(理性に基づく)。
英知界の観点からのみ、自由と見なせる。

・カントの思想の応用例:
1) 行きずりのセックスは、相手の人間性を尊重せず、性欲を満たすために相手をモノとして扱う行為のため、認められない。自分自身もモノとして扱ってはならない。売春も不可。
2) 殺人者に嘘をつくのも誤り。常に真実を言うべき。道徳法則に例外を設けるべきではない。「嘘」ではなく「真実だが誤解を招く表現」を使うのが良い。

・カントの政治論:公正な憲法は、仮想上の契約による(仮想的に、国民の総意にをもって立法した形)。

6章: 平等をめぐる議論 ― ジョン・ロールズ

・仮説的契約の2種類の原理:(1)基本的自由を全ての人に平等に与える (2) 所得・富の平等な分配。

・契約に同意があれば公正、とは限らない。公正さの基準が必要。
・同意に基づく義務と、利益に基づく義務、の区別の問題が出てくる。

・分配の正義:
封建制度:固定的階級、
自由主義:機会の形式的平等(自由市場、裕福な家に生まれるのが有利)、
実力主義:公平な機会均等(教育の機会均等も伴う)、
平等主義:ロールズの格差原理(天賦の才を全体の資産とみなし、才能が生み出した利益を分かち合う)
→ 格差原理では、努力のモチベーションが下がる懸念もあるが、努力自体も、家庭・社会環境に依存するとみなす。

7章: アファーマティブ・アクションをめぐる論争

・入学試験等で、多様性確保等の観点から、マイノリティの学生を優遇することは認められるか?
疑問1:実効性。マイノリティ学生の自尊心が傷つく。人種間の緊張が高まる。
疑問2:原理。本人の落ち度のない理由で落とされる。
→ しかし大学の社会的使命を定義して初めて合否判断の公平な基準が決まるはず。

8章: 誰が何に値するか ― アリストテレス

・アリストテレスの正義論:
1. 正義は「目的」にかかわる。物の正しい分配は、物の目的で決まる。
2. 正義は名誉にかかわる。

・アリストテレス:政治の目的は、善良な生活、善の促進。→道徳を発揮した人が最も高い名誉に値する。
・人間の本質:都市国家に住み、言語能力を使い、政治に参加すること。行動することが必要(美徳は、行動・習慣から生まれる)。

・アリストテレスは、奴隷制を肯定した(条件:必要とされ、「適性」のある人がいれば)。
・一方、リベラル派によれば、正義は、「適性」より「選択」にかかわる。

9章: たがいに負うものは何か? ― 忠誠のジレンマ

・国家は、歴史上の過ちを、公式に謝罪すべきか。
→過去の傷をふさぎ、道徳的・政治的な和解の基礎になる。金銭的補償は、その具体的表現として理にかなう。被害者・その子孫への不正の影響も軽減される効果がある。

・ただし、原理的に、先祖の罪を謝罪することはできないとの主張もある。
・道徳的個人主義:責任は(過去の人ではなく)自分が引き受けたものだけ。

・カント、ロールズは、アリストテレスの目的論を認めない。正しさは、善に優先する。選択の自由があるべき。

・行政府は、道徳的に中立(自由に価値観を選べる)であるべきか。
→ コミュニタリアンはこれを否定する。目的・責務を重視。

・マッキンタイア:自分のアイデンティティは、自分の属するコミュニティの物語に埋め込まれる。

・道徳的責任:
1. 自然的義務(普遍的、合意不要)
2. 自発的責務(個別的、合意要)
3. 連帯の責務(個別的、合意不要)→一定の歴史を共有する人間の責務。

・愛国心、移民の制限、「自国製品を買おう」の問題。
・愛国心の根拠、同胞の福利への責任があると考えるなら、連帯の責務を受け入れるべき。
・「忠誠」は、普遍的義務に勝ると言えるか。

・著者の主張:自由の構想には欠陥がある。

10章: 正義と共通善

・リベラルな中立性(ケネディが支持、オバマが拒否):
政治的主張は、個人的道徳・宗教的信念を排除すること。

・妊娠中絶、ES細胞(胚性幹細胞)の研究:胎児はいつ人になるかという道徳的・宗教的論議がある。
・同性婚を認めるか(結婚を、公的な承認の対象とせず、民間団体に承認を委ねる考え方もある)。結婚に選択の自由を認めると、一夫多妻制の正当化につながる。結婚の「目的」は、生殖か、独占的愛情関係か、という議論になる。

・著者の主張:
正義は、最大多数の最大幸福、選択の自由の尊重よりも、美徳の涵養と共通善を優先すべき。
共通善に基づく新たな政治:
1. 市民権、犠牲、奉仕(社会奉仕、ボランティア、公教育を推進)
2. 市場の道徳的限界(兵役・出産・教育等の社会的慣行への、市場の侵入の制限)
3. 不平等、連帯、市民道徳(不平等が拡大すると、連帯が失われる)
4. 道徳に関与する政治(道徳的・宗教的信念を避けず、議論すべき)
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[ 2011/09/04 20:07 ] [読書] 自己啓発 | TB (0) | Comment (0)

「話し方」の心理学 (ジェシー・S. ニーレンバーグ)読書メモ


「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック (Best of business)
(Jesse S. Nirenberg/原著, 小川敏子/翻訳)

★★★☆☆

[考察]
・会話は、感情と論理の両立、が基本(人間は感情で動く、という前提で考えれば当然か)。
・まずは、「この人は信頼できる」と思わせ、信頼関係を築き、相互に感情を吐露できる関係になること。それが、実りある会話への近道か。
・会話の中で、相手の感情を、こちらに好意的な方向に導くのが鍵だろうが、そのノウハウはあまり書かれていない。
・質問を上手く組み立て、こちらが意図した内容を相手に話させるよう仕向けるのが、効果的だろう。(質問の作り方の方法論は、別途詳しく検討したい・・・。)

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■読書メモ:

(1) 基本:
・ある行動を繰り返し、何らかの見返りがあった場合、習慣として定着する。習慣を断つ=変わることは難しい。
・相手に聞いてもらうには、意図的に、内容を繰り返すのが有効。
・聞き手の理解度の憶測は禁物。沈黙は、よいサインではない。
・秘密主義は×。内面を出したほうがコミュニケーションが良くなる。

(2) 感情・真意:
・会話は、論理と感情のバランス。情緒的な面を入れること。
・相手に聞く耳を持ってもらうには、相手に気を配ること。
・質問するときは、その情報が必要な理由を言わないと不信感を持たれる。
・本題と無関係・矛盾するコメントにも耳を傾け、相手の真意を探ること。

(3) 質問:
・質問は、一方的にではなく、感情・情報共有・相手を尊重することも必要。
・答えやすい質問から始める(会話のウォーミングアップ)。
・質問の組立:具体的な質問をすること。
・多くの情報を得るには:
- Yes/Noで答えられない質問を。どう思うか?どうやって?
- キーワードを復唱して、または要約して、相手に返す。

(4) メッセージを読む:
・感情への対処:
相手に話させる、相手に感情を自覚させる、相手の感情を受容する、自分の感情も素直に出す。

(5) 伝える:
・間の取り方:短すぎず長すぎない間をとること。
・相手の怒りはそのまま自分に向けられているとは限らない。瞬間的に発散しているだけかも。
・うわべだけの褒め言葉は相手の軽視。褒めるときは手放しで心の底から。
・要求は直接的に明確に。間接的な要求をされると神経を使う。
・誰かに何かをするよう勧められたら、内容をよく点検すること。
・誤解を除くには、実際に見聞きした事実だけを言葉にする。解釈は入れない。
・相手とのイメージのずれを防ぐには、まめにイメージを比較・確認する。
 →違う言葉で自分の解釈をフィードバックする。

(6) 話を聞いてもらうには:
・相手に何かを伝えるときは、一度に1つのことだけ。短く(20秒まで)。
・相手の関心を刺激すること。新しい情報を入れると効果的。繰り返しのたびに、新しい情報を付加する。
・抽象的な言葉を使う際は、後で具体的な言葉で補足を。

(7) 思考・質問:
・自分の考えを伝え、それについて相手が考えるよう仕向ける。相手の反応が無いと、伝わってない。そのために、質問をする。
・相手が、自分の言葉に置き換えて話題にすれば、認めたというサインになる。
・人の考えを変えるには、上手に質問すること。
・質問のスタイルは様々。必ずしも疑問形をとらない。相手に考えさせる。

(8) 抵抗への対処:
・説得の際、相手の抵抗・反論は、見込みありのサイン。(反応無、賛成のフリよりはマシ)
・あっさり同意した場合、行動に移すよう念を押す。
・相手の激しい反論は、内面の葛藤から。その場合、一旦引き下がるのが賢明。
・話の内容とは無関係の反発もある(感情的、筋が通らない、価値観の違い)。この場合、相手を受け入れ、反発を自覚させ、理由を引き出す。

(9) 意図をつかむ:
・客観性を持たせるには、数字で表す。
・事実に基づかない発言・決めつけは、発言者の願望・感情を割り引いて聞く。

(10) 会話のギブアンドテイク:
- 話して与える: 教育、楽しませる、感情面の欲求を満たす。
⇔ 聞いて得る:相手への敬意を示すこと。
- 聞いて与える:思考整理を支援、感情放出を助ける。
⇔ 話して得る:感情放出は相手への信頼のサイン。ただ長時間の話は迷惑。
・会話のギブアンドテイクには個性が出る。
・話したいという欲求があると、聞く力は落ちる。
→ 相手に話させること。
・物事を効率的に進めるには、論理的思考と、感情の両面で、人を納得させること。

(11) 複数の聞き手がいる場合:
・注意力散漫、消極的態度、アピールなど極端な表現が出てくる。
・一人ひとり違う解釈をしてしまう。例をあげたり、質問したりして、確認。相手にも質問させる。最後に、繰り返し、要約。

(12) 説得:
・説得:相手に新しい考え方・反応をさせること。
1. 下地を作る: 話に集中、犠牲を払える、自我を傷つけない。
2. 相手からの質問・疑問は、良いサイン。
3. 相手の考えたことに、こちらから近づく姿勢で。反論しない。
4. 相手の考えの弱点、今の考えへのこだわりを明確化し、そこを突破口に。
・求められてないアドバイスは、説得であると自覚すること。
・説得を成功させるには、相手に話をしてもらう、気持ちを通わせる努力が必要。
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[ 2011/03/06 22:26 ] [読書] 自己啓発 | TB (0) | Comment (1)

7つの習慣(スティーブン・R.コヴィー)読書メモ

7つの習慣

7つの習慣
(スティーブン・R.コヴィー)


★★★★★

ビジネス、というより人生のバイブルと言われている名著です。思わず背筋を伸ばしながら読んでしまいました。私自身、これまで、人間にとって理想的で普遍的な行動様式・思考方法というものが、果たして存在するのかどうか疑っていましたが、本書はまさにそれを体系的に説明した唯一の文書ではないかと思いました。

もちろん、本書に書いてあることを100%忠実に実行することが絶対的に正しいとは思いませんが、ヒントになる言葉であふれています。問題は、良い習慣をいかに習慣として身につけるかですが、難しいですね・・・。

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■読書メモ:

◆パラダイムと原則について:

・「人格主義」に基づく「原則」(公正・誠実・勇気等の概念)が真の成功を

もたらす。「個性主義」(テクニック)は、長期的には成功しない。

・人の成長・人間関係は、「農場の法則」(自然の法則)=正しい順序が支配。

・「パラダイム(=地図)転換」が、大きな改善をもたらす。

パラダイムは、経験・思い込みに依存し、人によって異なる。

(強制収容所、闘病者の例)

・パラダイムを「原則」に基づいたものに転換する。

・「インサイド・アウト」:「内」=自分の人格・パラダイムを変える

⇒「外」での成功。

・「習慣」が行動を決め、人格を決める。習慣は強い引力がある。

習慣の形成には、知識・スキル・やる気が不可欠。

・7つの習慣による成長プロセス:

- 第1~3の習慣:依存 ⇒ 自立 (私的成功・人格形成)

- 第4~6の習慣:自立 ⇒ 相互依存(公的成功)

- 第7の習慣:再新再生・他の習慣を支える、継続的改善。

・7つの習慣の基盤パラダイム=

P/PCバランス: Performance / Performance Capability(資源)。

PC(資源=準備)を疎かにしない。P(成果)も必要。

○第一の習慣「主体性を発揮する」

・人間は<自覚・想像力・良心・自由意志>を持つため、「刺激」に対する

自分の「反応」を選択する自由を持つ。

・「反応的」な考え方・言葉を慎む。「主体的」に反応を選択する。

・「率先力」を発揮する。周りが動くのを待つのではなく、自分で何でもする。

・自分でコントロールできる「影響の輪」(not関心の輪)に集中して行動する。

⇒ 影響の輪が拡大する。

・自他に対する「約束」を実行する習慣をつけ、内的な誠実さを育成する。

○第二の習慣「目的を持って始める」

・人生の目的(価値観・方向性)を明確に。(自分の葬儀の弔辞を想像する)

・「マネジメント」(第二の創造)の前に「リーダーシップ」(第一の創造)。

・自分の価値観・目的を持ち、自分の脚本を書き換える(自己リーダーシップ)。

・「ミッション・ステートメント」(個人の憲法)⇒ 普遍の安定性と力を与える。

・生活の中心に置くものは「原則」(notお金・自己・仕事)

⇒ 安定性・方向性・知恵・力の源泉。

・「イメージトレーニング」で右脳活用。自分の役割ごとに目標を決める。

○第三の習慣「重要事項を優先する」

・成功者の共通点は「重要事項を優先する」こと。目的意識が感情をリードする。

・「第二領域」(非緊急/重要)に時間をかける。機会に集中し、予防的・創造的

活動を行う。⇒「第一領域」(緊急/重要)の問題をなくす。

・時間管理ツール:役割・目標の可視性とバランス、週単位、柔軟性、携帯性。

・週単位計画:役割定義→目標設定→スケジュール化→日々の対応。

・「人」の問題は、能率では解決不可。効果を重視。

・デレゲーション(人に仕事を任せる)で効果的なマネジメント=

(*1)5項目の事前合意:望む結果,制約事項,資源,評価基準・時期,賞罰。


◆相互依存のパラダイム:

・「信頼残高」の増加 → 安心感、失敗の補完、効果的なコミュニケーション。

・信頼残高の預入れには: 相手の重要事項を理解、小さな心遣い、約束を守る、

期待像の相違を無くす、誠実さを示す(その場にいない人に忠実に)、

信頼残高を引き出したら謝罪する。

・無条件の愛を示す→ 相手が自身の価値を感じ、成長を促す。

・相互依存関係での(Pの)問題の発生(→解決)=信頼残高(PC)を増やす機会。

○第四の習慣「Win-Winを考える」

・Win-Win:全く新しい第三の案を信じる。Win-Lose/Lose-Winは長期ではダメ。

・Win-Winに必要なもの:勇気と思いやりのバランス、信頼残高(相互理解)、

実行協定(デレゲーションの5項目(*1))、

・Win-Winを支えるには、システムが必要。(報酬、評価、社内での協力)

・Win-Winのプロセス:相手の関心・ニーズを考える。課題(not立場)に集中。

○第五の習慣「理解してから理解される」

・まず相手を深く理解して、初めて相手から理解してもらえる。

・テクニックではなく、信頼・人格がないと、相手から本音は聞けない。

・感情移入して聞くこと。相手の見地・パラダイムを理解。自叙伝を排除。

・傾聴・返答方法:相手の話を自分の言葉で言い換え+相手の感情に言及。

・効果的なプレゼン:自分が相手の立場・不安を理解していることを示す。

○第六の習慣「相乗効果を発揮する」

・相乗効果:全体の合計>各部分の和。オープンな態度、冒険的精神が必要。

・意見が異なる場合、双方のニーズの理解・話し合いで、第三案を一緒に探す。

・相違点を尊ぶ:知識・理解が向上。

○第七の習慣「刃を研ぐ」

・第二領域(重要/非緊急)・個人のPC。主体的にバランスよく毎日行なうこと。

・肉体:運動。有酸素系運動、ストレッチ(運動の前後)。体力・精神力が向上。

・精神:例:宗教・芸術・自然に触れる。人生の目的を意識、リフレッシュ。

・知性:定期的に優れた読書。書くこと・計画を立てること。

・社会・情緒:価値観・原則に忠実に生きる。奉仕をする。→内的安定・自尊心。

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[ 2011/02/13 01:26 ] [読書] 自己啓発 | TB (0) | Comment (0)

人を動かす

人を動かす

人を動かす
(D・カーネギー)


★★★★★



あらゆる自己啓発書の原点と言われるだけあって、本書に書かれている教訓の多くは、他の自己啓発書、特に対人関係・交渉術・コミュニケーション能力に関する本でも見られます。本書の特徴は、それらの教訓が、豊富な実例を交えて説得力のある形で説明されていることです。人を褒めろとか、人の身になって考えろとか、よく言われることですが、それらがなぜ大事なのか、どの程度重要なのか、納得できるようになります。

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■読書メモ:

「他人のあら探しは、なんの役にも立たない。相手は、すぐさま防御体制をしいて…」

「人間の持つもっとも根強い衝動は、“重要人物たらんとする欲求”…」

「自分の名前を覚えていて、それを呼んでくれるということは、まことに気分のいいもので…」

「最初は、相手に“イエス”といわせるような問題ばかりを取り上げ…」

「まず相手をほめておくのは、歯科医がまず局部麻酔をするのによく似ている…」

「良い評判を立ててやると、その人間はあなたの期待を裏切らないようにつとめるだろう…」

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[ 2011/02/13 01:07 ] [読書] 自己啓発 | TB (0) | Comment (0)

「捨てる!」技術



「捨てる!」技術
(辰巳渚)

★★★★


本書の趣旨には大いに賛同します。不要なもの、使わないものはどんどん捨てるべきであることは、私も最近実感しています。そうすれば、快適な住まいが得られ、身軽になれるし、本当に重要なこと・必要なことに集中できるのです。

本書では特に“聖域”を作らないこと、思い出のモノ・記念のモノ、本や資料も捨てるべき、と説いている点が評価できます。モノを神聖化し、モノに依存しすぎる生活は虚しいものです。思うに、例えば、旅行の土産、結婚披露宴の引出物など、人からもらった物は捨てにくいという風潮が世の中にはあるようですが、やはり捨てたほうがすっきりしますね。そもそも、旅先で土産物を買うというのは、ゴミを増やすだけで環境に優しくない風習だし、結婚披露宴の引出物は、もらっても邪魔になるだけで、数ヵ月後には、誰からもらったかも忘れてしまいます。もっと言えば、結婚式・結婚披露宴というイベント自体、招待されても迷惑なだけで、世の中から消えるべきです。「ゼクシィ」なんて廃刊すべきです。世の中、無駄なものが多すぎるのです。

……話は逸れましたが、それにしても、収納術/整理術ではなく「捨てる」ことだけで1冊の本を書くのは、やはり苦しいのでしょうか。同じことが繰り返し書かれたり、どうでもいい事例が多すぎます。読者の視点に立てば、物品別・条件別に、捨てるか捨てないかの基準をリスト化して書いてくれるだけでいいのですが。本書の論調は、捨てること自体を自己目的化しているようで、「捨てる!キャンペーン」のようなものを普及させて、著者がその総帥・教祖として君臨しようしているのでは?とさえ思えてしまいました。

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■読書メモ:

・捨ててしまって「しまった!」というモノも1つや2つあったかもしれないが、もう覚えてもいない。

・3年(あるいは一定期間)使わないものは、今後も使わない。いらないもの。

・他人が「便利」と勧めるものでも無駄なものはある。先入観を持たず、捨てる。

あなたが死ねばみんなゴミ。死ぬ前にすっきりさせたほうが気持ちいい。

・まず「これは捨てられるのでは」と思えるもので、捨ててしまってほんとうに困るものはほとんどない。捨てては困るものは、捨てるはずがない。

・一定量を超えたら捨てる。新旧交代をスムーズに。必要数を決めるといい。

・使い切らなくても、試しに一回使ったんだからと納得して捨てる。

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[ 2011/02/13 00:29 ] [読書] 自己啓発 | TB (0) | Comment (0)

すべては「単純に!」でうまくいく



すべては「単純に!」でうまくいく
(ローター・J・ザイヴァート,ヴェルナー・ティキ・キュステンマッハー)

★★★☆☆


「減らせば減らすほど豊かになる」つまり「脱○○」が重要とのことです。これは同意できます。この原理に基づいて、具体的な方法、考え方が書かれています。ただ、他の類書でも読んだことがあるものや、あまり使えなさそうな方法が多かったような気がします。「お金」「健康」に関しては、それぞれの分野の専門書を読んだほうがいいでしょう。

■読書メモ:

・散らかっていることと、仕事への意欲とは似たような関係にあります。つまり散らかっていると、物事を先に延ばしがちになるのです。
・床に物を置かないようにすること。
・本当は「ノー」と言いたいのに「イエス」と言ってしまうとき、誰かに操られている場合が多い。きっぱり自信をもってノーと言うことが重要。
・ネットワーク作りは、「初めから」相手を受け入れる姿勢を示すこと、相手にまとわりつかず向こうから自然に近づく機会を作ること、計画的に行なうこと。
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[ 2011/02/13 00:02 ] [読書] 自己啓発 | TB (0) | Comment (0)

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Author:管理人 ■民間企業勤務(情報技術系)。米国から帰国後、首都圏在住。 ■趣味:海外旅行、読書(経済・ビジネス書、歴史小説、ミステリー)、スポーツ観戦(野球、サッカー、フィギュアスケート)、マスコミ批判。
―― 書評よりも、自分用のメモ・備忘録に重点を置きます。おすすめできる書籍が中心です。


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